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待ちきれなくて [いきもの大紀行]

観察を続けていたハチの巣の最終報告です。

以前報告したわずかにあいた巣穴のフタ

何がでてくるのか待ちきれなくて、ピンセットで開けてみました。

結果は

 

もぬけのから…

すでに巣穴から脱出してどこかに行ってしまったようです。

ビニール袋の中に入れていたのに、どうやって脱出したのだろうか…

 

くやしいのでもう一つの、巣を採取したときからあった巣穴のフタも開けてみました。

コチラの中には

ミイラ化した半成虫化した個体がいました。

採取時に殺虫剤をかけたので巣穴の中で死んでしまったのでしょうか?

 

結論

殺虫剤の攻撃に耐えた、ある程度の生育段階に達している幼虫は一定期間後サナギ化し、成虫になる。

成虫脱走のため確認できなかったが、巣穴のフタの位置は通常より低い位置にあったので、その成虫は通常より小さいサイズであったと思われる。

一方、サナギの段階で殺虫剤の攻撃を受けた場合、殺虫剤は巣穴に浸透し、巣穴内の個体は死んでしまう。幼虫よりサナギ段階の個体は弱いようである。

以上でセグロアシナガバチの巣観察報告は終了します。


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