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東方及び南方見聞録 南方編 その12 [東方及び南方見聞録]

曇天の地獄の山歩きの翌日はすっきり晴天でした。

友人Sとともに「海へ行こう!」ということで

シーカヤックを車に積み込み海へ出発です。

積み込み作業中に不思議なものが木につけられているのに気が付きました。

木の枝にゴキブリホイホイのようなものが取り付けられています。

これは小笠原諸島で問題になっている外来種の一種トカゲのグリーンアノールを捕獲するものだそうです。

こんなトラップにかかるのだろうか?と思うような代物なのですが、環境省が設置したものです。

さて、初日に泳いだ宮之浜海岸から対岸の兄島を目指してシーカヤックで出航です。

父島と兄島の間はそれほど距離が離れていないので潮の満ち引きで流れが生じます。けっこう流れはきつく、カヌー経験3回の自分には「やばい!」と感じる瞬間が多々ありましたが、

海原をシーカヤックで進んでいくのは最高です。

友人Sが、「クジラを近くで見ることもあるよ」と言うので、海面を期待を込めて見渡していましたが、残念ながら今回はクジラに出会うことはできませんでした。

兄島の海岸に到着です。兄島は無人島です。誰もいない海岸で友人Sと二人で弁当&ビールをおいしくいただきました。うーん最高です。

食事後、友人Sはイカ釣りをはじめました。シーカヤックに乗っている時も釣竿をふっていました。イカ釣りマニアのようです。

帰りは父島の周りをシーカヤックでめぐりました。島の岸壁にはよくみると写真のように

戦時中の見張り穴がかなりあります。

自然豊かな島ですが戦争中の傷跡をところどころに見かけます。

この島で戦時中、人々はどのような心境で生活していたのでしょうか。

父島での最後の夜です。友人Sと夕日を眺めました。

大海原では

二頭のクジラが楽しそうに飛び跳ねていました。

まったく雄大な光景です。

そしてその夜は星空を眺め、友人Sと酒を酌み交わしました。

 

 


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