大発生 [徒然なるままに]
昨日は晴れて気温も高く心地よい日でした。
ですがやつらにとっても快適な日だったのです。
”やつら”とは木造家屋の天敵シロアリです。
この季節、気温が高くなった日には飛行形態である羽根アリモードとなったシロアリたちが、うじゃうじゃと床の隙間から現れます。
退治方法は一定数がでてきたところで掃除機で吸い取る。またしばらく待って、また吸い取るの繰り返しです。
地道な退治方法でなんとか第一次大発生は終息しました。
シロアリはアリといってもアリの仲間ではありません。
アリは膜翅目でハチを祖先とするのに対し、シロアリは等翅目で祖先はゴキブリだそうです。
翅の抜け落ちたシロアリをよく見ると・・・
確かにゴキブリの幼生に似ています。胸部の薄い色のラインがゴキブリの幼生っぽいです。
これってネオテニー(幼形進化)というやつでしょうか?
ネオテニーとは祖先となる種の幼体の特徴が成体にも保存されているというやつです。チンパンジーの子どもがヒトに似ているという例なんかが有名です。
つまりシロアリの祖先はゴキブリということですが、ゴキブリの幼生の特徴がシロアリに現れているということです。
シロアリ=ゴキブリのネオテニー説!どうでしょう?
2007-03-26 22:07
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