東方及び南方見聞録 南方編 その10 [東方及び南方見聞録]
千尋岩を目指して山道を歩く二人でしたが、しばらく歩いて…
「やっぱり、この道は違う!」友人Sは一言。
来た道を引き返しました。
違うとわかるところがさすがです。
その判断のおかげで
見えました。千尋岩!
目指すはこの断崖絶壁の先端です。
崖沿いを歩いていきます。
崖の下を恐る恐る覗き込むと
吸い込まれそうです。
勇気を出して、崖のぎりぎりで記念撮影です。
かなり絶壁ぎりぎりに立ったつもりでしたが、こうしてみると全然ぎりぎりじゃないです。しかも腰がひけています。
こんな絶壁を歩き、たどり着いたのはこの穴
友人Sはこの穴をくぐって行きます。
しかたなく後につづく自分。
穴の先は
戦時中の陣地の跡です。絶壁をくりぬいた壕は機関砲が据えられていました。
機関砲の突き出す穴の先は…
絶壁です!
島内にはこんな壕がいたるところにあって、海に面する絶壁のいたるところにつながっています。壕も迷路のようになっていて、どうつながっているのかもよくわからないとのことです。
別な穴からも覗き込んでみます。
木の板で補強された穴から身を乗り出すのは恐怖です。
しかも見える景色は
これです。
こんな大きな穴もあります。
晴れていれば最高の景色でしょう。
先に見えるのは南島です。
千尋岩を離れ、南島の手前の岬まで行ったのですが…
その道のりこそが今回の山歩きでの最大の山場だったのです。
つづく
2007-03-06 21:50
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